畳の歴史

   history of tatami

時代 歴史の動き 畳に関する動向
縄文時代 農耕生活(稲作)が始まる ・竪穴住居にワラ敷の跡
弥生時代 小国家が成立する ・ワラを薦(こも)、筵(むしろ)、つかなみなど加工
古墳時代 大和朝廷による国土の統一 ・高床式住居で敷物、筵、しとねの使用
飛鳥時代 古代国家の形が整う
遣隋使、大化の改心
                                        
奈良時代 710年平城京へ ・古事記の中に薦畳、皮畳、絹畳の記述
・畳の専門技術者の生成
・畳に厚みが加えられ調度品としての置畳が用いられる
平安時代 794年平安京へ
藤原氏の勢いが頂点に
荘園が広がり武士が進出
・工匠としての畳技術者が出現
・帳台構えとしての寝所と厚畳が用いられる
・身分によって畳の大きさ、厚さ、畳縁の色・柄を定める
・寝殿造り普及、貴族は畳、庶民は筵・薦が一般的
鎌倉時代 1192年源頼朝鎌倉幕府開き
武家政治が始まる
・書院造りの普及、武家屋敷では寝所に畳が敷きこまれるようになった
・畳から布団が分化する
室町時代 1333年足利尊氏室町幕府開く ・村田珠光が書院台子の式事を定めて珠光真の四畳半の茶室形式を定める
・小さい部屋割りが行われ畳の敷き詰めがほぼ定着した
・武野紹鴎による行の四畳半茶室
戦国時代 戦国大名の覇権争いが盛んに ・綿布団の普及により町屋農村にも畳の敷き詰めが広まった
畳業の安定長期に入る
・大阪畳屋町の出現
安土桃山
時代
1590年豊臣秀吉全国統一 ・城郭の造営などの流行により畳屋町が形成させる
・千利休による草の四畳半茶室
江戸時代 1603年徳川家康江戸幕府開く
封建制度の確立
封建制度が少しずつ崩れる
・茶道の隆盛による畳の特殊化
・畳割建物登場(今西家)
・数奇屋造りの発生により畳割りによる建物のモジュールとしての畳が重視される

・江戸、大阪で畳表の仲間組合で交流が盛んになる
・享保以降、問屋制が進み親方と職人という階層分化も進む
 親方が原料、道具箱、衣食住までも貸与する職人制度が確立していく
 また‐屋⊂刺手間取た人ソ亠鏖鉢δ鏤劼力山層の身分制が出来る
・各藩の特産物に畳床が登場する
・仲間組合の設立
明治時代 1867年明治維新
立憲政治の確立
富国強兵・産業革命が進む
・文明開化に伴い家具調度の洋風化で畳の上に椅子が持ち込まれた
・中流以下でも書院造り風の座敷拡大傾向が現れる
・明治の一般民衆の家として床の間つき六畳間八畳間が一般化した
・麻布縁にかわる綿糸縁が生産される
・畳床をつくる製畳機が一部実用化する
大正時代 1920年国際連盟に加入
1923年関東大震災
・産業革命によ都市への人口集中が住宅需要を拡大し、畳をより大衆化した
昭和時代 戦争の道をたどりはじめる
1941年太平洋戦争に突入
1945年敗戦
民主化へと歩み始める
・畳材料の配給(一部ヤミ市が出回る)
・文化住宅化、和洋折衷住宅へと変わる
・畳を縫い上げる逢着機が開発された
・公団住宅の出現
・昭和48年をピークに建設ラッシュ
・畳の需要の高まりから畳逢着機が本格的に使われるようになる
・中高層マンション時代到来、畳も軽量化させるようになった
平成時代 バブル景気
バブルはじける
・超高層住宅の出現
・住宅建設のラッシュ
・住宅建設も伸びが鈍化、床にフローリングが使われ畳需要も鈍化
・畳のデザイン化が要求され新しい畳時代を迎えつつある

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